お腹に暴走虫を飼う

腹鳴恐怖症について書いてます

お腹が鳴るから学校に行けなくなった話

私が腹鳴恐怖症になったのは、中学一年生の頃でした。

 

何故かはよく覚えていないのですが、ふとした瞬間に授業中によく聞こえる音でお腹がなってしまったことがトラウマとなってしまったからだと思います。

 

一度鳴ると、止まらないんですよね。

「ギュォォォオオオオ」「ギュルルルル」「キュルッキュルルルル」「ゴゴゴゴゴゴゴ」「グーーーー!!!」

鳴き方も様々でまた恥ずかしい( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )

 

 

当時真面目な中学生だった私は、学校でお菓子を食べるという考えにはならず

ただひたすらにお腹が鳴る恥ずかしさに耐えてました。

学校のお水を大量に飲んでみたり、お腹揉んでみたり…どれも効果0でした!^^

 

特にテストなんてもー大変!!

あんな静かな中で、空気読めない腹の虫が鳴きまくるんですから。

冷や汗ダラダラかいてましたね…( ̄▽ ̄;)

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中学3年生で、転校してからときたま学校を休むようになってしまいました。

それは月曜日と木曜日の、3、4時間目が静かな授業の日です。

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前日の支度してる日には、「頑張っていこう!」って思うんですけれど

朝には「やっぱり無理行けない」ってなってしまうんですよね…母親にとても迷惑かけました。

 

私は、学校に行けない理由がお腹が鳴ることっていうのが恥ずかしくて言えませんでした。

「そんなことで?」と言われると思っていたので。

 

 

完全に学校に行けなくなってしまったのは、高校3年生の冬休み前でした。この時のことは今でも鮮明に覚えています。

 

陰キャなので、当時クラスのカースト上位男子から軽くいじめられていたのですが

授業中に爆音でお腹が鳴ってしまい、それが近くの席だった男子に聞こえてしまったのです。

バチッと目が合いましたね……

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その後何か言われたとかそういう訳ではなかったのですが、ただひたすら『裏で笑われてるんだろうな…』とか考えてしまい

不安で不安で仕方なくて徐々に学校に行けなくなりました。

 

最初は、朝ごはん食べる時間を遅くして遅刻して行き3、4時間目から授業に参加するっていうことをしてました。

それがだんだん5、6時間目から、6時間目だけとなっていき最後には完全に休みっきりになりました。

 

 

先生は心配して電話をかけたりしてくれましたが、私はお腹が鳴るから学校に行けないということを話せませんでした…。